2025/03/01 19:37
こんにちは!タケモトサユリです。
これまでのキャリアの流れ

最初に就職したのは、食品の素材メーカーでした。
ここでは、食品の機能性や健康効果を研究し、
「食べることで病気を予防する」 ことを目指していました。
開発部に所属し、栄養価の分析やレシピ開発 に携わりながら、
食べ方の提案もしていました。
さらに部署異動で通販事業部に。
ここでは同じ会社にいながら、
サプリメントや化粧品を開発している部署があり、
広告で商品を紹介する仕事をしていました。
特に私はwebの広告やラジオ出演を担当していました。
話すことも得意だったので、
ラジオ通販の仕事はとてもやりがいを感じていました。
この他にも、お客さんにハガキで商品を紹介する
DMの発送や、DMのデザイン作成、メルマガ配信のコラム
なども作成していました。
そんな中、1企業の商品開発だけでなく、
より多くの企業と関わったお仕事をしてみたいと思い、
国立研究機関の産学連携の仕事に出会いました。
ここでは、たくさんの企業さんが開発した商品を
認定する制度を行なっていました。
この活動を広める推進の仕事として
イベントを企画したり、展示会の出展、
通信媒体を作成して作り手の見える化、
動画で商品の紹介や、料理動画の作成、
啓発媒体の作成後動画などを制作していました。
さらに、海外の医療機関へレシピ開発支援なども
関わることができ日本食の普及活動も。
この他にもレシピコンテストやレシピ本の編集、
料理番組にも携わることができ
食品の商品開発だけでなく料理の発信の仕方なども
食全般の仕事を知ることができました。
本当に栄養という仕事は
幅広い可能性があると感じました。
なぜフリーランスになったのか?
国立研究機関で食に関わることができ、
安定はしていました。
通常業務に加えて食育の講座や
イベントの準備を進める必要があり、
思うように時間を確保できないこともありました。
そんな中、食育講座で参加者の方から
『もっと知りたかった』という感想をいただいた時、
もっと丁寧に伝えられる環境が必要だと感じました。
そう思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
食を通して人々の健康を支える
研究者になりたいという思いが大学院生の頃にありました。
そして、本当に健康になって欲しいと
思う方に対して、もっと真摯に向き合いたい。
そう思いながら次の講座に挑んだ時、
参加者の方から全く違う反応が来ました。
「これからも頑張って!」
「いつも買い物をするときに、あなたのことを
思い出して、気をつけるようにしてるの。」
「また新しい情報あったら教えて!!」
と徐々に参加者の方と
距離が近くなった感じがしました。
出会う方々が少しでも
覚えて帰ってもらえるために
より良い食育をしたいと強く思うようになりました。
前職では多くの企業と関わる機会をいただき、
食育の大切さを学ぶことができました。
その経験があったからこそ、
フリーランスとしての活動を決意することができました。
食育×絵本にかける想い

講義や研修会では、実際にその場に来た人へは
伝えることができます。
ですが、その講座や研修会を受けた人が
必要な時に、思い出す頃には
時間が経っていればいるほど、曖昧になってしまいます。
講座で配ったスライド資料も、いつかは処分されてしまいます。
でも、絵本なら違います。
手元に置いて、何度も読み返してもらえる。

さらに、イラストがあることで 「あのときの話」
をふと思い出してもらえる。
そしてイラストがあることで温かみもでてきます。
表紙を見るだけで、思い出す映像があります。
愛を込めてお届けする健康情報を
可愛がってもらうためにも絵本という形として
発信が一番伝えやすいと思って絵本にしました。
私自身、小さいころの夢は漫画家でした。
そして栄養の大学に行っても、
学生実習の時に、紙芝居や、各施設の啓発媒体なども
積極的に作成していました。
絵本を通して、子どもだけでなく大人の方へも伝えられれば。
食について、健康について、
少しでも興味を持ってもらえるきっかけの一つになれば。
皆さんの毎日が健やかに過ごせることを願っています!
「食の大切さを伝える方法はたくさんありますが、
私は絵本で伝えたいと思いました。」
あなたなら、どんな方法で食の大切さを伝えますか😊?