2026/09/24 19:38
はじめに
栄養指導や献立作成の場面で「大さじ1は何gか」を瞬時に答えられると、患者さんやクライアントへの説明がぐっとわかりやすくなります。実は調味料は種類によって同じ大さじ1でも重さが大きく異なります。今回は現場で使える換算表と、その理由をまとめました。
基本の単位
- 大さじ1 = 15ml
- 小さじ1 = 5ml(大さじ1の3分の1)
- 1カップ = 200ml
調味料別|大さじ・小さじのグラム換算一覧

- 水・酒・酢:大さじ1=15g/小さじ1=5g(基本となる基準の重さ)
- 醤油・みりん・めんつゆ:大さじ1=18g/小さじ1=6g(塩分や糖分で水より重い)
- 塩(精製塩):大さじ1=18g/小さじ1=6g(粗塩は大さじ1で約15g)
- 上白糖:大さじ1=9g/小さじ1=3g(ふんわりしているため軽い)
- グラニュー糖:大さじ1=12g/小さじ1=4g(結晶が細かく詰まり上白糖より重い)
- 味噌:大さじ1=18g/小さじ1=6g(固体に近いが醤油と同等)
- サラダ油・オリーブオイル:大さじ1=12g/小さじ1=4g(水に浮くため水より軽い)
- マヨネーズ:大さじ1=12g/小さじ1=4g(油分が多いため油と同じ)
- ケチャップ:大さじ1=15g/小さじ1=5g(水分と固形分で水と同等)
- 小麦粉・片栗粉:大さじ1=9g/小さじ1=3g(粉類は空気を含むため軽い、すり切り)
- はちみつ:大さじ1=21g/小さじ1=7g(糖度が高くジャム・水あめと同程度)
- すりおろししょうが(チューブ):大さじ1=15g/小さじ1=5g(水分が多く水とほぼ同等)
- すりおろしにんにく(チューブ):大さじ1=15g/小さじ1=5g(しょうがと同様、水に近い比重)
- 顆粒だし:大さじ1=9g/小さじ1=3g(粉末状で空気を含むため軽め)
- 顆粒コンソメ:大さじ1=9g/小さじ1=3g(顆粒だしと同程度)
※ すりおろし生姜・にんにくはチューブタイプ基準の値です。生の塊をすりおろす場合は水分量が変わるため多少の誤差が出ます。顆粒だし・顆粒コンソメもメーカーにより粒度が異なるため、パッケージの目安量と併記するとより実用的です。
なぜ重さが違うの?
- 密度の違い:液体・固体の分子の詰まり方で同じ体積でも重さが変わる
- 精製度の違い:精製塩と粗塩、上白糖とグラニュー糖のように、粒の形状・大きさで重さが変化
- 油分・水分比率:油は水より軽く浮く性質があるため、マヨネーズなど油分の多い調味料は軽くなる
現場での活用シーン
- 栄養指導:「大さじ1杯の醤油=食塩相当量約2.6g」など、レシピの塩分・糖分をその場で概算説明できる
- 献立作成:エネルギー計算や栄養価計算時の重量換算の精度アップ
- 患者さん向け資料:計量スプーンだけで自炊管理できるよう、わかりやすい早見表として配布
まとめ
計量カップ・スプーンでの重さは調味料によって異なるため、正確な栄養計算には個別の換算値の把握が欠かせません。この一覧をブックマークして、日々の指導や献立作成にお役立てください。

